相撲人気が回復してきた矢先に起きた今回の

「日馬富士 ビール瓶暴行事件」ですが、

真相はどうなんでしょうか?

被害者となった貴ノ岩の普段からの生活態度や評判は実際に悪かったのでしょうか?

また、気になる貴ノ岩の症状や、

今後の力士生命に大きく関わる後遺症について

診断書をもとに解説していきます!

まずは、日馬富士がビール瓶で貴ノ岩の頭を強打しと

報じられた事件から休業に至るまでの経緯を

時系列で簡単にまとめてみましたので、

事件の背景を確認してみましょう。

※白鵬と日馬富士によれば、

ビール瓶で殴った事実はないとのことです。

①10月25日夜

大相撲 秋巡業のため、

各部屋の力士一行が鳥取市入り。

モンゴル出身の力士たちによる宴席(モンゴル力士の会)に日馬富士と貴ノ岩が同席。

そこには、

横綱の白鵬・鶴竜も同席していた。

「態度が気に入らない」という理由から、

泥酔していた日馬富士が貴ノ岩の頭部をビール瓶で暴行する事件が発生した。

※貴ノ岩の具体的な症状は後述します。

②10月26日

師匠の貴乃花親方から怪我の理由を聞かれた貴ノ岩は「転んだ」と報告し、

暴行事件の詳細は説明していない。

同日、大相撲 鳥取巡業に貴ノ岩も参加。

巡業のため、松江市へ移動。

③10月29日

広島巡業に貴ノ岩も参加。

巡業後、貴乃花親方が被害届を鳥取県警に提出した。

④11月2日

暴行事件から1週間後、

鳥取県警からの連絡で日本相撲協会が知った。

⑤11月3日

相撲協会の危機管理部長が貴乃花親方と伊勢ケ浜親方に電話で事情聴取。

2人とも「詳細は分からない」との回答。

⑥11月5日~9日

貴ノ岩は福岡市内の病院に入院。

全治2週間との診断だが、

暴行された日からみれば実際には全治4週間の大けが。

⑦11月14日

日馬富士がマスコミの前で謝罪。

同日、午前11時50分に日馬富士と、

師匠の伊勢ケ浜親方が貴乃花親方の元へ謝罪に向った。

しかし、貴乃花親方は2人を無視するかたちで出かけてしまう。

同日、日馬富士の休場が決まる。

⑧11月16日

事件当日に同席していた白鵬は「ビール瓶で殴ってはいない」と記者の前でコメントした。

真相はいまだ不明。

⑨11月17日

鳥取県警により日馬富士が任意の事情聴取を受ける。
(両国国技館にて約8時間)

11月14日、記者たちの前で日馬富士が謝罪した内容は以下のとおりです。

「貴ノ岩のけがについて、

貴乃花親方、貴ノ岩の

後援会の関係者のみなさま、

相撲協会、そしてうちの親方に

大変迷惑をかけたことを深くお詫び申し上げます」

直接的に事件の内容に触れることはなく、

思ったより簡易的な謝罪の言葉だけに感じられました。

弁明したり、

真相を語ることなく記者の前で謝罪した様子から、

事件の内容はほぼ報道の通りなのかと思いますね。

もしくは、

あまりにも泥酔していたため記憶が無いのかもしれません。

14日から休場しているということは、

暴行してしまっていたのは事実のようですね。

貴ノ岩の「態度が気に入らない」という理由で暴行をしてしまった日馬富士ですが、

日頃の貴ノ岩の生活態度に何か問題があったのでしょうか?

過去の貴ノ岩の言動や、周囲にいる人たちの貴ノ岩に対する評判などから考察してみましょう。

貴ノ岩は「強気」な性格?

日馬富士がキレてしまったキッカケとされている貴ノ岩の一言が

「あんたたちの時代は終わった」

という言葉だったと、一部報道されています。

伝統を重んじていて縦社会の角界で、目上の横綱・日馬富士に対して若手の貴ノ岩がこんな暴言を吐けるものなのでしょうか?

いま現在では、

まだ真相が明らかにされていませんが、

本当にこのセリフを言っていたとしたら、

貴ノ岩はかなり強気な性格なんだと察することができますね。

前述しましたが、

事件当日の「モンゴル力士の会」には日馬富士と同じく横綱の白鵬や鶴竜も同席していたわけですから、

よほど肝が座っていないと言えませんね…。

貴ノ岩は「超マジメな優等生」でもある?

8歳の時に母親を亡くし、

そして、

来日してわずか3ヶ月後に父親を亡くした貴ノ岩を自分の息子同然に可愛がっていたのが、

師匠である貴乃花親方なんです。

貴乃花親方が自らの「貴」の字を継承するほどですから、

相撲の資質を期待されて可愛がられていたこともあると思いますが、

それを抜きに考えても貴乃花親方に好かれていたことは事実です。

貴ノ岩が普段から素行の悪い人柄だとしたら、

ここまで貴乃花親方に面倒をみてもらえなかったのではないでしょうか?

また、自身が相撲を引退した時を見据えて、

貴ノ岩は弁護士になることを目指して大学院まで行って勉強もしていたそうです。

モンゴルから単身で来日し、

若くして両親を亡くし、

相撲にも勉学にも励む貴ノ岩に対する周囲からの評判は良かったのではないでしょうか?

日馬富士に対して

「あんたたちの時代は終わった」

という発言があったのか真相は定かではありませんが、

この言葉の真相はどういったものなのでしょうか?

貴ノ岩の発言内容を仮説検証してみた!

もし、

「あんたたちの時代は終わった」という発言が本当にあったと仮定して

この言葉の意味するものを考察すると、

以下の2点に該当するのでしょうか?

これからの角界を支えていくのは俺だ!

パワハラが通用する時代ではない!

①の「これからの角界を支えていくのは俺だ!」みたいな内容だとしたら、

さすがに横綱の立場にある日馬富士がカチンとくるのもわかります。

だとしても、

ビール瓶で頭を叩くのはダメですが…。

酒の勢いだとしても、

格下力士からケンカを売られたら

「土俵で思い知らせてやる!」

と思われてもおかしくありません。

次に、

②の「パワハラが通用する時代ではない!」という意味が込められていたとしたら、

①とは全然ちがう解釈になります。

例えば2007年に、

時津風部屋による暴行不祥事で「かわいがり」という相撲用語をよく耳にしたのを覚えていますでしょうか?

土俵の上で稽古として後輩力士をしごくのが本当の意味での「かわいがり」です。

しかし、土俵の外でも暴行をくわえるのは、ただのリンチです。

昔から角界の一部では、

ビール瓶で若手力士の頭部を叩く行為はよくあった(今もある?)そうです。

今回の貴ノ岩が言った『あんたたちの時代』が、

このような「リンチ・パワハラ」に対する批判だとしたら意味あいが変わってきます。

事件現場での詳細が不明なので何とも言えませんが、

あくまでも

「日馬富士の目からしたら貴ノ岩の態度が生意気だっただけ」

だったのかもしれませんね。

過去の力士による暴行事件

定期的に報道される角界での暴行事件ですが、

過去には今回と同様にビール瓶での暴行事件もありました。

その事件では死者まででており、

当時はかなりショッキングな事件となりました。

いまだ角界での不祥事が止むことが無いのは残念な話です。

ここ数年で報じられた、

力士による暴行事件を以下にまとめてみましたのでご覧ください。

①ビール瓶の暴行で死亡

2007年6月、時津風部屋所属の序ノ口力士・時太山が死亡。

元時津風親方(元小結・双津竜)が弟子らに指示し、

時太山にビール瓶で暴行。

2008年2月に傷害致死容疑で逮捕され、

2011年に懲役5年の実刑判決が確定。

②朝青龍が暴行

2010年1月、元横綱・朝青龍が、

初場所6日目の後、

都内の路上で知人男性に暴行を振るったと週刊誌が報道。

日本相撲協会の理事会で事情聴衆を受け、

横綱初の引退勧告され、騒動の責任を取る形で自ら引退。

③親方でも暴行

2015年、元熊ケ谷親方(元十両・金親)が、

マネージャーの男性に暴行を加え、

負傷させた疑いで9月に逮捕。

10月に日本相撲協会から解雇。

2016年3月に懲役3年・執行猶予4年の有罪判決。

それにしても、腹が立ったら殴ればいいってもんじゃないですよね~…。

ところで、今回の事件で日馬富士に下される処分・処罰はどの程度のものになるのでしょうか?

被害者の貴ノ岩の気になる症状はどの程度のものなのでしょうか?

下された診断書をもとに詳細を把握していきましょう。

貴ノ岩に出された診断書

九州場所を休場せざるをえなくなった貴ノ岩に出された診断書は以下のとおりです。

「脳振とう、左前頭部裂傷、右外耳道炎、右中頭蓋底骨折、髄液漏の疑いで全治2週間」

診断書には全治2週間とされていますが、

事件の当日から数えると実質全治4週間もの大けがとなっています。

しかも、相当強い力で複数回にわたり衝撃を与えられた可能性が高いです。

頭に血が上って不意に1発殴ってしまったのとはワケが違い、

れっきとした傷害事件です。

一部報道では

「この診断書に書かれている内容はデマなのでは?」

という報じられ方がしています。

専門家によれば「右中頭蓋底だけを骨折するようなことは、まず無い」と言えるそうで、この診断書とは大きく見解が違います。

診断書に書かれていた症状は漢字だらけで分かりにくいので、

分かりやすくひとつずつ症状をひも解いていきましょう。

①脳振とう

頭に衝撃を受けて脳が揺れることで意識や記憶を失うこと。

②左前頭部裂傷

左のひたいの皮膚が切れてできた傷のこと。

※何針縫うほどの裂傷だったかは不明です。

③右外耳道炎

叩かれた衝撃で、右の耳に炎症が起きている。

④右中頭蓋底骨折

頭蓋骨の中心部にある、脳から下を支える部分を骨折した。

⑤髄液漏

脳を保護している液体(髄液)が骨折した箇所から外に流れ出てしまうこと。

いかがでしょうか?

かなり強い衝撃を頭部に何度も受けたということが分かりますね…。

報道では、同席していた白鵬や鶴竜が止めに入って事態は静まったと言われていますが、

もし2人がいなかったら、まだまだ暴行が続いて事件当日にそのまま亡くなっていたかもしれないです。

前項で解説した「⑤髄液漏」がひどい場合は、髄膜炎を発症してしまいます。

この場合、脳の一部が働きを失い、手足を動かすのに支障がでたり、しびれを感じるなどの症状を併発する可能性があります。

他にも、耳の聞こえが悪くなったり、

頭痛・めまいを引き起こすこともあります。

つまり、後遺症が残るのは貴ノ岩の相撲人生が終わる引退を意味します。

また、相撲だけではなく健常者としての普通の生活すら送れない状態になってしまいます。

後遺症が残る残らないは別として、

これだけの重傷を負わせたわけですから、

日馬富士の角界追放があってもおかしくありませんよね。

11月18日現在の一部報道では「貴ノ岩は相撲がとれる状態にある」とのことですので、

診断書に書かれている内容からイメージされる症状よりは軽傷なのかもしれません。

近い将来、貴ノ岩が復帰できたとしても、

今回の九州場所を休場しているため、

前頭八枚目である貴ノ岩が来年1月の初場所で十両に転落することは間違いないと考えられます。

貴ノ岩の成績は?

2016年7月の名古屋場所では、12勝3敗で敢闘賞を受賞。

2017年1月の初場所では、11勝4敗で殊勲賞を受賞。

現在27歳、前頭の貴ノ岩ですが、

過去には2度の受賞歴があり将来を有望視されていたことは間違いありません。

伝説の元横綱であり、

師匠の貴乃花親方のもとで稽古に励んでいるわけですから、

将来が楽しみな力士の一人です。

問題はやはり「後遺症が残るかどうか?」という点ですね…。

報道によると、

日馬富士の性格はとても短気で、

瞬間的にカーッと頭に血が上ってしまうタイプだそうです。

過去には、稽古場にある分厚い板で後輩力士の頭部を思い切り殴ったこともあったんだとか。

今回の暴行事件だけではないんですね…。

また、品格を問われる横綱に昇進した後でも、

禁煙のはずの両国国技館の支度部屋でタバコを吸うといった素行の悪さもあったそうです。

私たちの知らない日馬富士の一面を聞くと、

今回の暴行事件でのキレ方も納得(?)できます。

このように横綱とは思えない日馬富士の態度を見て、

貴ノ岩が「あんたたちの時代は終わった」と言ったのだとしたら、

点と点が線でつながりますね。

事件当日、現場に同席していた横綱・白鵬がマスコミに対して新たな証言をしました。

証言の真相内容は主に以下の2点です。

真相内容①

内容は「暴行したのは事実だが、ビール瓶では殴っていない」というものです。

この発言から考察できることは、以下の2点です。

素手での暴行をした。

ビール瓶以外での凶器で暴行をした。

いずれにせよ、暴行をしてしまったことは事実のうようですね。

素手で髄液が出てしまうほど殴ったのだとしたら、

相当な力で無抵抗な貴ノ岩に対して殴りかかった様子が伺えます。

真相内容②

白鵬のコメントには、以下のような内容もありました。

「報道されていることと、実際のことにずれがある」と話した。

「2人は次の日に握手を交わして、納得していた。こんなことになるとは思わなかった」

事件の当日にもめごとがあったのは事実のようですが、

なんと日馬富士と貴ノ岩の2人は次の日に握手をしていたとのことです。

「仲直りした」ということでしょうか?

もしくは、目上の日馬富士が一方的に握手を求めて円満に収めたつもりになっていただけ…なのでしょうか?

11月17日に鳥取県警による日馬富士への事情聴取が行われました。

場所は都内の両国国技館で、

なんと8時間にも及ぶものとなりました。

関係者によると、事情聴取に対して日馬富士が説明した内容は、

「貴ノ岩の礼儀がなっていないので説諭しながら平手で何回か叩いた」

「カラオケのリモコンでも軽くたたいた」

「ビール瓶では殴っていない」

などの発言があったそうです。

白鵬と日馬富士によると、

ビール瓶で殴った事実はないと否定しています。

一体どこからビール瓶という単語が出てきたのでしょうか?

平手で叩く行為もよくないですが、

ビール瓶という凶器が出てくると話が大きくなってしまいますよね。

また、暴行があった翌日には、

貴ノ岩の方から日馬富士を訪れて謝罪があったとのことですから、

世間が騒いでいるほど大げさな事件ではないのかもしれません。

すでに貴ノ岩から話を聞いている鳥取県警は、

今後、白鵬などの現場に同席していた力士たちにも事情聴取を行う方針です。

どんどんと当日の真相が見えてきそうです。

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