今回は事件にまつわる3つの謎をご紹介致します。

横綱・日馬富士に、

貴乃花部屋の東前頭8枚目・貴ノ岩への暴行疑惑が浮上した。

関係者によれば、

10月26日の鳥取で行われた秋巡業後の酒席で日馬富士が貴ノ岩をビール瓶で殴打。

貴ノ岩は福岡市内の病院に入院し

「脳振とう、左前頭部裂傷、右外耳道炎、右中頭蓋底骨折、髄液漏の疑いで全治2週間」

の診断を受けたという。

日馬富士は14日、朝稽古後に

「このような貴ノ岩のケガについては貴乃花親方、貴乃花部屋、貴乃花部屋後援会の関係者の皆様、

相撲協会、うちの部屋の親方に大変迷惑をかけたことを深くお詫び申し上げます」

と事実関係を認め、謝罪。

すでに貴乃花親方は被害届を鳥取県警に提出済みで、

日馬富士は引退どころか、

傷害容疑で逮捕。

角界を永久追放にもなりかねない状況だ。

●1、タイミング

一方で、今回の騒動には謎も多い。

詳細が判明したのは、

暴行から2週間以上も経過したあと。

それも朝刊スポーツ紙の「スポーツニッポン」が先行する形で飛び出した。

事情を知る関係者の話。

「貴乃花親方はスポニチに相撲の論評を寄せるなど、

昵懇の仲。

相撲協会は事前に日馬富士の暴行を耳にしていたが、

隠蔽しようとしていた。

これにブチ切れた貴乃花親方がスポニチにリークしたということになっているが…。

場所中に流すのはマナーとしてどうなのか?

という声も上がっている」

●2、怪我の具合

ネット上では暴行後も巡業に普段通り参加する貴ノ岩の写真も散見される。

NHKでも暴行があったとされる日の後に撮影された巡業の模様をオンエアし

「映像からは、特に異常はみられなかった」

という主旨のまとめをしている。

頭蓋骨骨折という重傷を負っているにもかかわらず、

貴ノ岩の頭に包帯などは確認できなかった。

もちろん、今回の件は日馬富士に完全に非がある。

だが、場所中に角界を混乱させ、

国民の目を相撲協会の不手際に向けさせた貴乃花親方にも何か別の狙いがあるような気がしてならないという声も。

●3、貴乃花親方のねらい

例えば昨年3月に行われた相撲協会の理事長選。

貴乃花親方は八角親方(現理事長)との決戦投票で惨敗している。

角界担当記者の1人は、

「現役横綱の暴行事件は前代未聞。

当然、不祥事の責任は八角理事長も負うことになり、

辞任を求める声がこれから出てくるだろう。

そうなれば、

貴乃花親方が次期理事長候補に返り咲くことになる」と話す。

刑事事件になった以上、

捜査当局は日馬富士、貴ノ岩の双方から事情を聴くことになる。

一説には日馬富士は暴行したことは認めているが、

その経緯となった貴ノ岩のふるまいに納得がいっていないという。

真相究明が待たれる――。

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